kaorinyzの日記

ゆず⚓︎ バスケットボール🏀

アジア大会バスケ不祥事について思うこと


今回のアジア大会におけるバスケットボール選手による不祥事について,私なりにモヤモヤしたことを書き残しておきたいと思います。殴り書きであまり推敲していませんので、話題が変わりまくって読みにくいかもしれませんがご了承ください。


バスケはbjリーグ時代から見ています。関東在住のため西地区のことは恥ずかしながらあまりよく知りません。永吉選手は大学時代から見てました。この前のオーストラリア戦を見に行った夜は本気でバスケの夜明け始まったわと思って泣きました。


今回のことに関しては,とにかく嫌悪感が強いです。普段のプレーぶりと,会見で明かされた生々しい下劣さが結びつかず困惑しています。全員大卒の選手なのに,途上国の貧困や女性の人権のこと,アスリートとして自分の身のコンディショニングや危機管理に思い至る教養を誰一人持ち合わせていないことに失望しました。



Bリーグには良くも悪くも普通の人な選手が多いですよね。川淵さんが「インタビューで普通のコメントはするなよ」とリーグ発足の頃よく言っていたけど,いまだにどこにでもいる普通の男の子が多いのかもしれない。 


わたしたちは果たして彼らを本当の意味でスター扱いしていたか,と思いました。「環境が人を作る」という言葉がありますが,私たちファンの存在が,彼らをプロ選手たらしめていたか。セルジオ越後さんのように「批判こそが成長を生む」とは私は思いませんが,ただ,成長途上のBリーグにおいて,身近な存在である選手たちを見守る親心のような気持ちで,選手を盲目的に甘やかしすぎていた面があったかもしれません。いくら距離が近くても間違えちゃいけないですね。


乱暴な言い方ですが,もしこれが素行は悪いが貴重な日本人ビッグマンを重宝がった結果なら彼らを守るオンザコートルールなんか撤廃してしまえばいいです。そして若い3人は全員学生時代の加入だったんですね。こんなことになるなら,学校の成績が一定以上でないと学生との契約は認めないなどの措置をとるべきです。リーグには長い目で見て価値のあることや適切な競争が起こるような仕組みづくりに投資してほしい。





日本代表の価値について。

昨日の会見では,記者から「子供のころから憧れた代表の日の丸に泥を塗って云々」という発言がありましたが,あの記者はまったくバスケを知らないと思いました。Bリーグ発足前でしたが,初めて見に行った代表戦,こんなに観客がいないのか!って愕然としたときのわたしの気持ちを懇々と伝えたい気分です。

なんだかよくわからないけど協会がいつもゴタゴタしてて勝てない代表,客も呼べないしテレビにも新聞にも載らない。代表は選手たちにとって参加するメリットやプライドやモチベーションが感じられるような場であったか。これはたぶんある意味では分裂リーグ時代の失われた10年の重さでもある。



ここからはすごく主観でものを言いますけどいつしかこの界隈のどこかで培養されている,勝手に限界を決めつけて卑屈っぽく予防線を張るメンタリティ,わたしはずっととっても不満です。今回のことの根底にも,どうせバスケなんて誰も注目してないしバレないだろうとか,アジア大会はそこそこやれたらいいか,なんていう気持ちが,心のどこかにあったんじゃないかね。 本当のところはわからんけど。

冬の時代は長かったけどそういう負の遺産みたいなやつ今すぐ全部決別すべきです。絶対誰にも負けないし絶対に諦めないし,いつでも勝つための準備は怠らないって必ず言ってほしい。

絶対勝てないってみんなが言ってたオーストラリア戦ニックと塁だけは常にポジティブでビッグマウス精神面で本当の希望だった。同じ態度が日本育ちのプレイヤーに出来ないのは,日本のバスケ界がこの10年おかしかったからだと思うよ。



Bリーグにはプロ野球Jリーグを越える日本一のリーグになってほしい。業界に長くいる人たちほど,今の状況は一過性のバブルだと言うのかもしれませんが,私は,分裂リーグ時代には絶対戻りたくない。だから会場に足を運ぶし会社の人や田舎の両親をアリーナに連れていきます。まだまだ発展途上ですがやっと勝った負けたってみんなで一喜一憂できるようになって楽しいです。なのにこんなことで足元をすくわれてしまうとは。悔しいとしか言いようがない。


4人の処分についてはどんな措置が妥当なのか,わかりかねています。

ただ一つだけ。「こんなふうに声援を送ってくれる僕らのブースター/ファンは日本一です」って,いつも言ってくれるその言葉が,いつも本当にすごく嬉しいんです。その言葉を信じられなくなったら,もう応援はできません。ファンと選手の関係はそこで終わりなんです。そのことだけは,よくわかってほしいって思います。



ずっと悔しいと言い続けて悔しい気持ちも麻痺しそうだけど言い続けたい。

わたしたちの大好きなバスケットボールは素晴らしいって大声で言いたいし,本当だ素晴らしいねってみんなから言われたい。


言われたいです。